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猫のデータベースコミュの猫の7大伝染病とワクチンで予防できる危険な伝染病

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猫の7大伝染病とワクチンで予防できる危険な伝染病

 猫の伝染病はたくさんありますが、その中でも恐ろしい病気の7つをご紹介しておきます。
猫を飼われている人は、必ず読んで覚えておいて下さい。
7つの中で『ワクチンで予防できる伝染病は4つ』。
室内飼いの場合でも、感染力の強いウイルスは完全に防ぐことはできません。
大切な猫のために、予防できるものは予防しておきましょう。

「猫伝染性腸炎」 原因はパルボウイルス

 正式には「猫汎白血球減少症」といい、「猫ジステンパー」とも呼ばれます。
白血球が極端に減少し、食欲不振や発熱、下痢や嘔吐が見られます。
放置すれば細菌の二次感染によるか、または脱水症状を起こし、衰弱して死に至ります。
 非常に感染力が強く、死亡率も高い病気です。
ウイルスに対して効果のある薬剤はありません。
治療は抗ウィルス効果を期待してインターフェロンの注射や、二次感染を抑える為の抗生物質、あとは水分補給をして、猫の自己回復を助けます。
3種混合ワクチンで予防することができます。

「猫ウイルス性鼻気管炎」

 いわゆる「猫風邪」。
風邪によく似た症状で、食欲不振、くしゃみ、咳、鼻水、涙、目ヤニ、口内炎、発熱、下痢などの症状が見られます。
治療を怠ると気管支炎から肺炎になり、また食欲不振も起こし、放置すれば衰弱して死に至ります。
 通常は2週間くらいで回復し、死亡率は高くありませんが、体力のない子猫や老猫には危険な病気です。
また、回復しても体内にウイルスが潜伏し、キャリアーとなって他の猫への感染源となったり、免疫力が低下したりすると再発します。
3種混合ワクチンで予防することができます。

「猫カリシウイルス感染症」

  「猫ウイルス性鼻気管炎」と同様、「猫風邪」といわれるものです。人間のインフルエンザのように、その年によって流行する型が違います。
症状は「猫ウイルス性鼻気管炎」とほとんど同じですが、ウイルスの型によって異なります。
猫の呼吸が荒くなってじっとうずくまっているようなら、かなり危険な状態です。
 回復すれば免疫ができるため再発はありませんが、体内にウイルスが潜伏し、キャリアーとなって他の猫への感染源となることがあります。
3種混合ワクチンで予防することができます。

「猫白血病ウイルス感染症」

 リンパ系腫瘍や白血病を引き起こし、また骨髄機能の抑制や腎炎、免疫力の低下から他の感染症の併発を起こしたりする病気です。
血液中の白血球や赤血球、血小板が癌化します。
感染しても長期間発病しないこともあり、免疫力が強ければ治ってしまうこともあります。
しかし、発病すればほとんどが死に至る恐ろしい病気です。
 初期には食欲不振や発熱が見られ、瞼や鼻の頭、唇などが白っぽくなって貧血を起こします。
免疫力の低下から、傷が治りにくい、リンパ腺が腫れる、また、腎不全といった症状も。
末期には全身のリンパ節に腫瘍ができて死亡します。
ワクチンで予防することができますから、血液検査を受け、陰性であることを確認してから接種して下さい。

「猫免疫不全ウイルス感染症」

 通称「猫エイズ」。
人間のエイズに似た症状を示しますが、全く違う病原体であり、猫から人間に感染することはありません。
主に猫同士のケンカによる咬み傷から感染しますが、交尾後尾によっても感染することがあります。
自由外出の猫は必ず避妊、去勢手術をして下さい。
 感染してから1ヶ月くらいで軽い発熱を起こし、リンパ腺が腫れたりしますが、数週間で回復し無症状キャリアとなります。
ステージ4まで徐々に(数年から十年以上まで)進行します。
発症までに、天寿の来る猫も多い病気です。
やがてウイルスによって免疫が破壊され、他の感染症や悪性腫瘍を併発して死亡します。
 現在のところワクチンもなく完治することもできませんが、早期に発見できれば、発病を、天寿まで遅らせることはできます。
たとえ発病してしまっていても、悪くなってしまう前に各症状ごとに対処療法を行うことは可能です。

「FIP(猫伝染性腹膜炎)」 原因はコロナウイルス

 感染しても発症する比率は約1割。
軽い軟便や下痢で回復することもあり、飼い主も気づかないことがあります。
しかし、抵抗力の弱い猫が感染すると死亡率の高い恐ろしい病気です。
ほかのウイルス感染、その他の要因があわさって猫の腸内で突然変異を起こすと、発病する力の強いFIPウイルスに変化する。
その上ウイルスに対する激しいアレルギー反応(免疫系のバランスが崩れる)が起こって発病する
ネコ腸コロナウイルスに感染する=FIPウイルスの感染ではない
腹部や胸部に水が溜まると非常に危険。
肝臓が侵されて黄疸が出たり、貧血や腎臓機能の低下、麻痺などの神経症状を起こすこともあります。
これといった有効な治療法もありません。
日本では未だワクチンが市販されず、接触感染を防ぐことしかできません。

「猫伝染性貧血症」 原因はヘモバルトネラ・フェリス

 正式には「ヘモバルトネラ症」といいます。
(若いオス猫に多い病気なので)ケンカのときに病原体入りの血液が傷口に付いて感染。
又はノミなどによって感染し、ヘモバルトネラ・フェリスという病原体が赤血球の表面に付着することにより、赤血球がどんどん破壊されて貧血になる病気です。
食欲不振や発熱が見られ、瞼や鼻の頭、唇などが白っぽくなって貧血を起こします。
抗生物質の投与で治療しますが、猫白血病や猫エイズなどの免疫不全症と合併して感染したり、ストレス下に曝されると、一気に赤血球が破壊され、重度の貧血を起こします。
早期に治療を始め、合併症がなければ助かることが多いです。

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